欧文文字の kerning 設定 #17
31 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050331.png)
欧文文字の kerning 設定 #16
30 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050330.png)
Mac OS X 用 TESTFLIGHT 009 light
28 Mar 2005
- TESTFLIGHT-009-light (DOWNLOAD)
欧文文字の kerning 設定 #15
28 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050328.png)
欧文文字の kerning 設定 #14
26 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050326.png)
欧文文字の kerning 設定 #13
25 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050325.png)
欧文文字の kerning 設定 #12
24 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050324.png)
欧文文字の kerning 設定 #11
23 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050323.png)
M+ FONTS 最新版を公開
20 Mar 2005
ttf ファイルの出力
18 Mar 2005
Adobe Illustrator で作られた文字デザインの eps ファイルから M+ OUTLINE FONTS TESTFLIGHT ttf ファイルへの出力は、 村岡さん による素晴らしいスクリプトで実現されています。しかしスクリプト完成後のフォント仕様拡張によってかな文字が 2 種類となったり、漢字部分を省略した版を追加したりして、スクリプト一発で全ての ttf ファイルを出力する事ができなくなってしまいました。村岡さん謹製のスクリプトに素人の自分が手を入れてもロクな事にはならないので、前回の M+ TESTFLIGHT 008 出力の際には手作業で拡張分の ttf ファイルを出力しました。今回、M+ TESTFLIGHT 009 の出力を機会に(自分が忘れてしまいそうなので)その手順を確認しつつ記録しておきたいと思います。
# 次の M+ TESTFLIGHT 010 ではプロポーショナル欧文文字の追加によるスクリプト群の見直しが予定されていますので、ここで記録する手順は無駄になりそうですが・・・。
■ M+ 1m フォント(7 ウェイト)の出力
漢字と欧文文字部分に M+ BITMAP FONTS をドット形状のままアウトライン化して暫定的に採用している M+ 1m を以下の手順で出力します。
- "mplus_outline_fonts/eps.d" ディレクトリには "hiragana1"、"hiragana2" と、"katakana1"、"katakana2" ディレクトリが含まれていますが、2 種類のかな文字を想定していなかった出力スクリプトは "hiragana"、"katakana" ディレクトリを前提としていますので、"$ ln -s hiragana1 hiragana"、"$ ln -s katakana1 katakana" とリンクさせます。
-
村岡さんに用意していただいた "mplus_outline_fonts/mplus_skeleton.sfd" ファイル(ドット形状のままアウトライン化した M+ BITMAP FONTS)を M+ OUTLINE FONTS のかな文字に合わせて縮小し、仮想ボディの中心に収める為に fontforge で加工します。
"Edit -> Select -> Select All(Ctl+A)" で全てのグリフを選択し、"Element -> Transform...(Ctl+\)" から表示されるウィンドウで "Character Origin, Scal Uniformly... 90.076%, Move... X:87 Y:0.4" を指示します。座標の数値の端数が気持悪いので細かな設定になっています。
"mplus_outline_fonts/mplus_skeleton.sfd.90" のファイル名で新規保存(Ctl+Shft+S)して、オリジナルの "mplus_skeleton.sfd" は "mplus_skeleton.sfd.ORG" に変更しておきます。
"$ ln -s mplus_skeleton.sfd.90 mplus_skeleton.sfd" とリンクさせて準備完了。 - 忘れずに "mplus_outline_fonts/eps.d" ディレクトリで "$ ./checkall.sh" してから "mplus_outline_fonts" ディレクトリに戻って "$ make all" を実行します。
- "mplus_outline_fonts/TESTFLIGHT-009/mplus1m" ディレクトリを用意し、生成されたファイル群 "mplus-*.pe"、"mplus-*.sfd"、"mplus-*.log"、"mplus-*.ttf"、"work.d" をその中に移動させます。
-
"TESTFLIGHT-009/mplus1m" ディレクトリ内の "mplus-thin.ttf" ファイルを fontforge で開き、"Element -> Font Info...(Ctl+Shft+F)" から表示されるウィンドウで "Names" タブ内の設定項目を "Fontname: mplus1m-thin, Family Name: M+ 1m thin, Name For Humans: M+ 1m thin" に変更("Weight" 項目は設定しても何故か反映されません)。
"File -> Generate Fonts...(Ctl+Shft+G)" で "TESTFLIGHT-009" ディレクトリ内に "mplus1m-thin.ttf" として出力。続いて light、regular、medium、bold、heavy、black のウェイトも同様に作業します。
■ M+ 1p regular / vera フォント(漢字無し版)の出力
欧文文字に Bitstream Vera を組み合わせ、既存の和文フォントから漢字を補完される事を前提とした M+ 1p regular / vera を以下の手順で出力します。
- 全てのグリフを削除した "mplus_outline_fonts/mplus_skeleton.sfd" ファイルを "mplus_skeleton.sfd.EMPTY" として新規保存し、"mplus_skeleton.sfd -> mplus_skeleton.sfd.EMPTY" とリンクさせます。
- "mplus_outline_fonts" ディレクトリで "$ make regular" を実行。
- "mplus_outline_fonts/TESTFLIGHT-009/mplus1p" ディレクトリを用意し、生成されたファイル群 "mplus-regular*"、"work.d" をその中に移動させます。
- "TESTFLIGHT-009/mplus1p" ディレクトリ内の "mplus-regular.ttf" ファイルを fontforge で開き、"Element -> Font Info...(Ctl+Shft+F)" から表示されるウィンドウで "Names" タブ内の設定項目を "Fontname: mplus1p-regular-kana-vera, Family Name: M+ 1p regular kana vera, Name For Humans: M+ 1p regular kana vera" に変更("Weight" 項目は設定しても何故か反映されません)。
-
ipag フォントからの漢字補完を想定して、かな文字全体を少し持ち上げておきます。
"Edit -> Select -> Select All(Ctl+A)" で全てのグリフを選択し、"Element -> Transform...(Ctl+\)" から表示されるウィンドウで "Move... X:0 Y:58" を指示。 - kazuyuki さん制作の "Mplus Medium + Bitstream Vera" フォントから Bitstream Vera 部分の "U+0020 space" から "U+007E asciitilde" までをコピー(Ctl+C)し、上記 "mplus-regular.ttf" の該当部分にペースト(Ctl+V)します。 "File -> Generate Fonts...(Ctl+Shft+G)" で "TESTFLIGHT-009" ディレクトリ内に "mplus1p-regular-kana-vera.ttf" として出力します。
■ M+ 2m フォント 、 M+ 2p regular / vera フォントの出力
上記 M+ 1 フォントでの作業に準じて "hiragana"、"katakana" などのリンク先を変更しつつ出力、修正します。
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #24
18 Mar 2005
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #23
17 Mar 2005
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus1_yuri-050317.png)
M+ 1(上)の「り」の右肩を下げ、筆法を M+ 2 同様に従来型の自然な形に変更。それに伴って「ゆ」を元に戻しています。M+ 2(下)も「り」の右肩を下げました。
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus2_yuri-050317.png)
修正された「り」を M+ OUTLINE FONTS web で公開しているサンプル画像に反映させてみました。
![[ M+ 1p regular ] サンプル画像](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus1p_regular-050317.png)
上が M+ 1p、下が M+ 2p の regular。やっと馴染んできた気がします。しばらく眺めて様子を見てから、web 上の各種画像ファイルを再更新する予定です。
![[ M+ 2p regular ] サンプル画像](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus2p_regular-050317.png)
寄付について #2
17 Mar 2005
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #22
16 Mar 2005
「な」「は」「ほ」「ま」「ゆ」「よ」「り」「ば」「ぼ」「ぱ」「ぽ」「ょ」を修正しています。
また、同ページからのリンク先 pdf 画像
- M+ 1p 総合サンプル thin - medium
- M+ 1p 総合サンプル bold - black
- M+ 1 かな文字 thin
- M+ 1 かな文字 light
- M+ 1 かな文字 regular
- M+ 1 かな文字 medium
- M+ 1 かな文字 bold
- M+ 1 かな文字 heavy
- M+ 1 かな文字 black
- M+ 2p 総合サンプル thin - medium
- M+ 2p 総合サンプル bold - black
- M+ 2 かな文字 thin
- M+ 2 かな文字 light
- M+ 2 かな文字 regular
- M+ 2 かな文字 medium
- M+ 2 かな文字 bold
- M+ 2 かな文字 heavy
- M+ 2 かな文字 black
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #21
16 Mar 2005
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus1_yuri-050316.png)
M+ 1、M+ 2 共に更なる微調整をしています。上が M+ 1、下の M+ 2 は「ゆ」も微調整しました。
両フォント共に中間ウェイトに展開し、M+ 1 は cvs に commit しました。
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus2_yuri-050316.png)
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #20
15 Mar 2005
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus1_yuri-050315.png)
続いて M+ 2 は「り」のみを修正してみました(M+ 1 と比較する為、「ゆ」も並べてあります)。
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus2_yuri-050315.png)
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #19
14 Mar 2005
![[ M+ 1 ] ゆり](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus1_black_yuri-050314.png)
「り」の二つの縦線が繋がる筆法は明朝体では一般的なのですが、ゴシック体ではどうしても写研のゴナファミリを想起させる為、今まで採用をためらっていました。出来れば別の筆法で納得するデザインを探し出したかったのですが、独り善がりな意地よりもデザイン的な完成度を選択した上での変更です。
とは言っても、同じくゴナのデザイン的な特徴となっている「き」「さ」「な」等の筆法は敢えて避ける事で、直線的でありながら自然で柔らかい字形を目指しています。何よりも、折角作った新しいフォントがゴナの焼き直しではつまらないですよね。
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #18
11 Mar 2005
![[ M+ 2 ] なはほまよばぼぱぽょ](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/na_xyo-050311.png)
欧文文字の kerning 設定 #10
11 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050311.png)
欧文文字の kerning 設定 #9
10 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050310.png)
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #17
10 Mar 2005
欧文文字の kerning 設定 #8
09 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050309.png)
欧文文字の kerning 設定 #7
08 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050308.png)
欧文文字の kerning 設定 #6
07 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050307.png)
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #16
05 Mar 2005
これで安心してプロポーショナル欧文文字の kerning 設定に戻る事ができます。
![[ M+ 2 thin, black ] なはほまよばぼぱぽょ](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/mplus2_na_xyo-050305.png)
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #15
04 Mar 2005
先月修正した「な」も含めて中間ウェイトを作成し、cvs 版に commit しました。
![[ M+ 1 black ] はほまよばぼぱぽょ](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_ha_xyo-050304.png)
M+ TESTFLIGHT 009 用サンプル #14
03 Mar 2005
![[ M+ 1 thin ] はほまよばぼぱぽょ](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/thin_ha_xyo-050303.png)
欧文文字の kerning 設定 #5
03 Mar 2005
![[ M+ 1p black ] kernings](http://mplus-fonts.osdn.jp/weblog/images/black_kerning-050303.png)
寄付について
02 Mar 2005
ある面識の無い方から、M+ FONTS に対する金銭的な寄付のお申し出をいただいた。勿論そのお気持はとても嬉しく、これまでコツコツと作業してきた日々が報われた思いがしました。
しかし M+ FONTS の制作は、あくまでも自分自身の個人的な欲求を動機とした、無責任で何の保障も出来無い類の物です。寄付をお受けするという行為には、どうしても強い違和感を持ってしまいました。
現在私は 10 年間遠ざかっていたグラフィックデザインの仕事に復職すべく、いくつかのデザイン作業を自分に課して、復帰へのトレーニングとしています(今から考えると、M+ FONTS もその課題の一つと言えます)。現在の仕事から離れつつデザインの仕事に復職する方法を模索している今の段階では、様々なデザイン作業を通じて経験と実績を積み重ねる事が有効だと考えているからです。
そこで先ほどの寄付は辞退させていただくとともに、ロゴタイプまたはシンボルマークなどの制作予定があれば、ぜひ自分に発注して欲しいと返事しました。
唐突で厚かましい返事だったとは思っています。しかし現在の仕事で身動きのとれない自分は、折角の機会を無駄にしたく無かったのです。
欧文文字の kerning 設定 #4
01 Mar 2005