Nokia Pure を眺めて字間を考える
29 Mar 2011
Nokia 社の新フォント Nokia Pure を教えていただきました。
従来の Nokia Sans(右上)を経て Nokia Pure(左上)が開発された経緯は、自分が M+ P(左下)を経て M+ C(右下)を制作した経緯とは逆のアプローチのようで興味深く思います。
サンプル画像がありましたので、文字組みの確認をしてみました。最初に Nokia Pure 。
続いて M+ P Type-1、Type-2、M+ C Type-1、Type-2。それぞれ大見出しが Regular、小見出しが Bold、本文が Medium になっています。本文のトラッキング値が 0(初期値)、見出し群が -40、あえて個々のカーニング処理はしていません。
時々、欧文グリフの bearing 値が広すぎるのではないかと思い悩むのですが、本文組みの可読性を考慮すればこれで良いのかな、と再び納得することにします。しかしスペース部分の空白は、やはり開き過ぎのような気がしてきました。欧文に不慣れなせいか、単語と単語の間の空白を狭めることには臆病になってしまいます。(Nokia フォントの画像は Nokia 社の web サイトから転載しました)
榴鰡矣
29 Mar 2011
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See FRI, 21 JAN 2011